サポーターの皆さまからの声
東京都日野市・大学教員
大学で国際関係論を教えています。ゼミ生とともに毎年、学内でフェアトレードカフェを開催しています。授業では世界貿易の不公正さについて取り上げますが、より多くの人に途上国の問題を知ってもらうためには、フェアトレードを広めることが重要だと思っています。そして、そのフェアトレードを広めるしくみを支えるフェアトレード・ラベル・ジャパンの活動を学生と共に応援しています。いつも貴重なアドバイスをありがとうございます。
東京都練馬区・中学2年生
私たちは学校でよく募金や寄付をしているけど、実際はそれだけでなく貿易のような経済システムも必要とされていると知り、フェアトレードの必要性を理解することができました。私たち学生だからこそできることをして、まわりにフェアトレードを伝えたいなと思いました。これから学校でできそうなことを探してアクションを起こしてみたいと思います。
徳島市・会社経営者
今、私たちはなにも裏側を知らずに完成品のモノを買っていますが、これから人間も動物も持続可能な生き方を考えると、ひとりひとりが、ひとつひとつの購買に対して、エシカルに購買する必要があると思います。大企業の大きな力も大切ですが、一人ひとりの意識の変化、行動の変化が一番継続すると思います。そのためにも、フェアトレード・ラベル・ジャパンがもっともっと活動範囲を広げ、ひとりでも多くの人の意識を変えていって頂きたいと思っています。世界中のみんなが、本当の意味で豊かな人生を送れる日がきますように。
フェアトレード・ラベルのインパクト
フェアトレードの中心的存在である生産者。フェアトレード認証の仕組みに参加することにより、世界各国の多くの生産者が自立し、よりよいものづくりにつながっています。
フェアトレードで変わった!コーヒー生産者組合Café Orgánico Marcla(COMSA)の事例
【Before フェアトレード認証への参加当時の状況】
この地域は、ホンジュラスの中でも特に貧しい地域の一つで、人々は生活をコーヒー生産と農業に大きく依存していました。当時、コーヒーの国際相場の暴落により、コーヒー生産者はコーヒーを収穫しても利益が全く出ない苦しい状況でした。この地域の多くの生産者がコーヒー栽培を諦め、仕事を求めて都市や国外へと出ていってしまいました。
【After フェアトレード認証への参加による変化】
COMSAは2000年に45の農家によって設立されました。経済・社会・環境のすべてを持続可能にするため、オーガニック農法を導入。この切替えは、化学肥料や農薬によって痩せてしまった土壌を肥沃にさせ、コーヒーの品質の向上にもつながっています。また、取引金額とは別に受け取る”フェアトレード・プレミアム”によって、地域の学校建設・運営、スクールバスの運行、大学進学のための奨学金、地域の病院運営、救急車のメンテナンスなど、フェアトレード認証の仕組みが地域の人々の教育や健康の改善にも貢献しています。
フェアトレード・ラベル・ジャパンの普及推進活動
年間を通じて新たに13,000名以上の方々にフェアトレードをお伝えしています。私達は、様々な人や機関にセミナーや講演・教材提供や出張授業などを実施しています。これらの活動で、より多くの人にフェアトレードを知っていただき、より多くの生産者・消費者がフェアトレードに参加できるよう、働きかけをしています。
市民
イベントへの広報物提供やセミナーを通じてフェアトレードを求める声を増やしていきます。
教育
学校での授業等を通し、先生や学生、その父兄のフェアトレードを求める声を増やしていきます。
企業
生産者との交流機会を作ったり、担当者へのセミナーを通じて、企業の認証製品発売を促進します。
行政
消費者教育への協力や提言活動を通じ、公共調達等でのフェアトレード基準採用を促します
ご寄付のお願い
フェアトレード・ラベル・ジャパンでは、みなさまから頂いたサポーター会費によって以下のような普及・啓発活動を行なっております。より多くの方々にフェアトレードを広げていけるよう、ぜひご協力をお願いいたします。