UCCグループは、2030年までに自社ブランドを100%サステナブルなコーヒー調達にする目標を発表しました。
フェアトレード・ラベル・ジャパンはUCCのサステナブル調達におけるパートナーの団体となり、同社が新規に策定したサステナブル調達の基準を満たす原料として国際フェアトレード認証コーヒーが挙げられました。
今後はUCCグループと連携し、国際フェアトレード認証コーヒーの調達拡大に加え、生産地の支援や消費者教育の強化も進めていけることを期待しています。
【フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長 潮崎 真惟子コメント】
コーヒーは現在も児童労働や気候変動の影響など多くの社会課題を抱える産品です。
今回UCCホールディングスがサステナビリティ指針で最重要課題に掲げられた「農家の方々の生計」は、こうした様々な課題の根本原因に取り組むもので、フェアトレードが最も注力してきた分野でもあります。
今回の指針は日本のコーヒー業界で画期的なもので、今後サステナビリティ分野でUCCホールディングス様が世界をリードしていかれることに心から期待しています。
写真:日本食糧新聞より
※8月に行われたUCCグループの記者発表時の写真
左から潮崎真惟子フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長、里見陵執行役員、一倉千恵子レインフォレスト・アライアンス市場開発マネジャー
【参考情報】
<UCCホールディングスプレスリリース>
<食品新聞>
<日本食糧新聞社>