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【開催報告】ペルー産フェアトレード認証コーヒー品評会上位入賞コーヒーのカッピングイベント開催!(2024/10/7)

2024/10/20(日)
2024年10月7日、ペルー大使館商務部との共催により「注目のペルー産フェアトレード認証コーヒーの魅力」と題したカッピングイベントを開催しました。

近年日本でも注目の産地といわれるペルー産フェアトレード認証コーヒーの魅力をお伝えし、フェアでサステナブルなペルー産スペシャルティコーヒーを体感してもらうことで、日本市場での取引を広げていくことを目的に開催しているものです。

ペルー大使館商務部との連携で昨年から数回にわたって開催してきました。


<参考>

2023年9月22日開催カッピングイベント「日本初!フェアトレード・スペシャルティコーヒーの品評会を開催しました!」

2024年7月24日開催カッピングイベント「アンデス山脈の多様な気候で育つ近年注目の産地 ペルー産フェアトレード認証コーヒーに特化したカッピングイベントを開催」


まずペルー大使館商務部・商務参事官のフェルナンド・アルバレダ氏から、動画やデータを交え、ペルー産コーヒーについて解説いただきました。

「コーヒーはペルーの主要産品であり、日本向けの輸出では大半がコモディティコーヒーだが、近年ではスペシャルティコーヒーの輸出が増加しており、品質への関心が高まってきている」とご紹介がありました。

「ペルーのスペシャルティコーヒーは唯一無二」としてブランディングに取り組んでおり、カッピングを通してペルー産スペシャルティコーヒーの魅力を感じてもらいたい、ということでした。

フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長の潮崎からは、コーヒー生産と取引の背景にある環境や人権の課題、そしてフェアトレードがそうした課題解決にどう対応しているか、また近年はフェアトレードとして特にコーヒーの品質向上にも力を入れていることをお伝えしました。
CLAC(中南米フェアトレード生産者ネットワーク)のコマーシャルマネージャー、パウロ・フェレイラ氏からは、フェアトレードコーヒーの品質向上の取組みのひとつとして、世界各国でフェアトレード認証コーヒーだけを集めた品評会「Golden Cup」を開催していることが紹介されました。生産における技術サポートだけでなく、生産者自らのカッピング技術を高めるためのトレーニングも実施してきたことで、フェアトレード認証コーヒーの品質が全体的に高く評価されるようになってきたことが報告されました。

イベントでは、株式会社アートコーヒーに会場・機材提供ならびに当日の運営にもご協力いただき、ペルー産フェアトレード認証コーヒー14銘柄を、参加されたコーヒー業界の方々にカッピングいただきました。用意したコーヒーはすべて今年のニュークロップ品評会「Golden Cup」で上位入賞した銘柄で、フルコンテナとマイクロロットのそれぞれのカテゴリーのものです。


カッピングにご参加いただいた方からは、「全体的にボディがしっかりあり、華やか」「全体的に上質で美味しい」「甘さがあり明るく華やかな印象」「フレーバーがしっかり残っていて美味しい」「ウォッシュドにはなかなか出せない風味があり面白い」「ゲイシャシリーズの中でも特徴がありコンプレックスな印象」といった評価をいただきました。


最後には、CLACのコマーシャルディレクター、ジョアオ・マトス氏より、参加されたコーヒー業界の皆さまに向け、「持続可能で品質の高いコーヒー生産に取り組むフェアトレードの生産者をぜひ訪れにいらしてください。私たちが皆さまをご案内します!」との熱いメッセージをお伝えし、イベントは終了しました。

フェアトレード・ジャパンでは、今後もフェアトレード認証コーヒーの魅力を伝える取り組みを実施してまいります。

フェアトレード認証コーヒーのお取り扱いにご関心のある方はフェアトレード・ジャパンまでお問い合せください。




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