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【ミリオンアクションキャンペーン】目標を上回る265万アクション達成!気候変動基金に265万円を寄付
2024/06/14(金)
フェアトレード月間である5月に開催した「ミリオンアクションキャンペーン2024」では、目標の250万アクションを大きく超える265万2,970アクションを達成しました。4年目となった今年は、企業・小売店・飲食店・市民団体・自治体など、過去最大の188組織が参加し、日本全国で実施されたフェアトレードの商品購入、SNS投稿、イベント参加などのアクションをカウントしました。
その結果、1アクション=1円として、265万2,970円をフェアトレード・インターナショナルのメンバー組織である中南米フェアトレード生産者ネットワークCLACが実施する「気候変動基金」への寄付金として届けます。寄付金はキャンペーンテーマである「気候変動」に対する生産者の適応力を強め、環境保全と持続可能な生産を実現していくために、フェアトレード生産者組合が実施する各事業資金に充てられます。寄付金の送金や活動報告などは、今後本キャンペーンサイトでお伝えしてまいります。
フェアトレード ミリオンアクションキャンペーン2024総括
事務局長 潮崎真惟子
今年は、昨年の目標からプラス50万の250万アクションを目標に、過去最大数の全国の参加企業・団体等と共に活動を行いました。テーマは「気候変動」。ただ、従来と同じように問題の深刻さ等をただ伝えるだけでは、多くの方に「自分事化」してもらうことが難しいと感じ、今年は新しい伝え方にチャレンジしました。それは「このままでは、私たちの食や日常が消えてしまうかもしれないこと」です。コーヒーやバナナ、カカオをはじめとして、2050年には手に入りにくくなると予想される農産品が沢山あります。奇しくも、キャンペーンの時期に世界的なカカオやコーヒーの不作による供給不足が実際に起き、相次ぐ商品の値上げが国内でも大きなニュースとなり、本キャンペーンも注目されTVをはじめ多くのメディアに報道いただくことにも繋がりました。これまでフェアトレードに関心がなかった方にも、気付きを得て自分事化し参加いただくことに繋がったと感じています。今年は目標を大きく上回る265万アクションを記録し、265万円を中南米の生産地に寄付し気候変動対策を実際に進めることができます。商品販売数が昨年に比べ約50万増えて1か月間の販売数は211万件に上り、イベント参加者は1.4倍に増え、フェアトレードに関心を持つ人が増えていることを実感する結果となりました。農林水産省やJICAに後援をいただき、大手から中小まで188もの企業・団体・飲食店にもご参加いただき、各地の自治体や学生も活発に活動してくださり、こうした産官学のセクターを超えた「うねり」を更に広げることに、社会を変革する鍵があると感じています。多くの皆さまの多大なお力添えに改めて心より感謝申し上げます。
詳細は▶キャンペーンサイトよりご覧ください。