認証ラベルを商品に貼り付けることによって、フェアトレード製品であることを消費者に一目で伝える事ができます。
国際フェアトレード認証製品を商品化し販売するためのポイントを説明します。
認証・ライセンスの取得
認証が不要な組織
国際フェアトレード認証製品を完成させる過程で、製品(原料)の売買行為を行わない以下の組織は認証を受ける必要がありません。
・認証組織より製造を委託された企業・団体(注1)
・消費国において国際フェアトレード認証完成品を売買する問屋・小売組織
・国際フェアトレード認証完成品を他の消費国(ヨーロッパなど)から輸入して販売する組織(注2)
・輸送会社
・保管代行組織
認証が必要な組織
下表に代表される、「原料の生産から認証ラベルが貼付された最終製品(完成品)となるまでに製品 (原料)の売買行為を行う(所有権を保持する)組織」は原則として認証が必要です。
表1 認証の種類と役割
認証の種類 | 役割 |
---|---|
生産者 | フェアトレード生産国で原料の生産を行う |
加工 | フェアトレード生産国で加工を行う |
輸出 | フェアトレード生産国で原料の輸出を行う |
輸入 | フェアトレード生産国から原料を輸入する(※) |
卸組 | 料または中間製品の卸を行う(※) |
製造 | 製品の製造・包装を行う(※) |
※バナナなどの生鮮食品、ワイン、サッカーボールなどの原産国にて生産者がラベルを添付する製品など、 産品によって必要な認証の定義が異なる場合がございます。
詳細は、 「ステップ1 取得すべき認証を確認する」にてご確認下さい。