認証ラベルについて

国際フェアトレード認証ラベル (The FAIRTRADE Marks)

国際フェアトレード認証ラベルは、国際的なフェアトレードスキームのシンボルであり、世界的に最も認知されている倫理的ラベルの一つです。

国際フェアトレード認証ラベルが付いた製品は、社会的、環境的、経済的基準について定めた国際フェアトレード基準を満たしています。
フェアトレード製品を購入することは、小規模生産者と労働者の生活とコミュニティを改善することにつながります。
※国際フェアトレード認証ラベルは、Fairtrade Internationalが所有およびライセンスをしている国際登録商標です。

製品に貼付されている国際フェアトレード認証ラベルには、以下の種類があります。

国際フェアトレード認証ラベル

国際フェアトレード認証ラベル
The FAIRTRADE Mark

国際フェアトレード認証ラベルは、その原料が生産されてから、輸出入、加工、製造工程を経て「国際フェアトレード認証製品」として完成品となるまでの各工程で、国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)が定めた国際フェアトレード基準が守られていることを証明するラベルです。またこのラベルは、農場から認証製品として出荷されるまで完全に追跡可能であり(物理的トレーサビリティの適用)、さらにコーヒーやバナナなど認証原料100%からなる製品に表示されます。

国際フェアトレード認証ラベル

上の認証ラベルには矢印が付いています。この矢印はパッケージ裏面にて認証原料と調達方法について確認して下さい、ということを意味しています。

この矢印の付いた認証ラベルは、チョコレートやシリアルなど、非認証原料を含む製品に使用されます。ただし、フェアトレードの条件下で利用できるすべての原料は、フェアトレード認証原料でなければなりません。さらに、製品の全原料中、フェアトレード認証原料は最低20パーセント以上である必要があり、その割合はパッケージ裏面に記載されています。

また、この矢印のついた認証ラベルは、「マスバランス」を使用して調達された一種類の原料からなる製品にも使用されます。マスバランスは、カカオ、砂糖、フルーツジュース、および茶の4産品にのみ適用されています。サプライチェーンのある時点で非フェアトレードの原料と混ざってもよいとされていますが、製品に使用されるフェアトレード対象原料は100%フェアトレード基準を遵守して生産者から調達されていなければいけません(フェアトレードとして販売される量と、購入した量とが一致しなければいけない)。

「マスバランス」が適用されている産品は、原産国での一次加工の過程などで、大きな加工所で非認証原料と混ぜて処理せざるを得ないことが多いため、物理的トレーサビリティを課すことは、結果として小規模農家のフェアトレードとしての販売を阻害し不利益をもたらすことになります。物理的トレーサビリティを免除する「マスバランス」の手法を取り入れることにより、小規模生産者は、フェアトレードとして販売する機会を増やすことができます。物理的トレーサビリティが適用されている場合と同じく、生産者はフェアトレード価格とプレミアムの保証といった恩恵を受けることができます。
マスバランスについての詳細はこちら(Fairtrade Internationalのウェブサイトへ)

国際フェアトレード認証ラベル

国際フェアトレード認証コットンラベル
The FAIRTRADE Cotton Mark

国際フェアトレード認証コットンラベルは、製品が国際フェアトレード基準を守って生産および取引されたコットンで作られていることを示しており、生産のすべての段階で物理的なトレースが可能であり、加工中に非フェアトレード認証コットンと混合されることはありません。コットン以外の繊維を含む混合繊維製品の場合、製品重量の50%以上(注1)がコットンからなり、かつ製品に使用されるすべてのコットンが認証コットンである場合、この認証ラベルを使用することができます。
(注1)ユニフォーム、ワークウェアに限り30%以上

国際フェアトレード認証ラベル

国際フェアトレード原料調達ラベル(FSIラベル)
FAIRTRADE Sourced Ingredient Marks

FSIラベルは主に複合材料製品に使用されますが、タブに記載されている原料が、フェアトレードとして調達されていることを示しています。例えばミックスナッツ製品に「カシューナッツ」タブのあるFSIラベルが表示されている場合、カシューナッツのみがフェアトード認証原料であり、その他のナッツは認証原料ではありません。

なおタブの中に表示される矢印は、その原料が「マスバランス」で調達されたことを示し、パッケージ裏面に詳細情報が記載されています。

FSIラベルの導入により、小規模生産者や労働者はフェアトレード条件で原料を販売できる機会が増え、企業はより柔軟性をもってフェアトレードに参加することができるようになりました。また消費者にも、持続可能な買い物をするためのより多くの選択肢を提供しています。

この制度の基で調達された原料は、フェアトレード基準に従って認証され、生産者は従来の認証制度と同等のメリットを受けることができます。

国際フェアトレード認証ラベル

国際フェアトレード認証調達プログラムラベル
The FAIRTRADE Sourcing Program Mark

2014年に始まった国際フェアトレード認証調達プログラムは、カカオ、砂糖、コットンのみに適用されていましたが、現在は上記FSIラベルに移行しています。移行期間が続くしばらくの間は、二つの種類のラベルがスーパーマーケットの棚に並びます。

国際フェアトレード認証の成り立ち

「もう一つの貿易の形」として始まったフェアトレード運動は、1960年代になると多くのオルタナティブトレード組織が欧米で誕生し盛んになってゆきました。これらのオルタナティブトレード組織はネットワークを作り上げ、単に開発途上国の生産者の製品を売るというだけでなく、小規模生産者が生き残っていくことが極めて困難な既存の貿易システムの現状について人々に知らせることに大いに貢献しました。
フェアトレード製品は、主に教会組織やフェアトレード専門ショップ(ワールドショップ)、自然食品店などで販売され広まっていきました。 しかし、より多くの消費者にも購入してもらいフェアトレード運動を広げていくには、販路を一般のマーケットにも広げることが必要でした。そこで考えだされたのが、フェアトレード・ラベルのしくみです。
国際フェアトレード基準を設定し、基準を遵守した製品にわかりやすく共通のラベルを貼付することでそれを消費者に知らせるラベルのしくみは、1988年オランダでマックスハベラーという名前で始まりました。1992年にはドイツでトランスフェアインターナショナルとして組織され、同様の運動が欧米各国に広がっていきました。1997年、当時各国に展開されていた日本を含む14のラベル推進機関を束ねるアンブレラ組織として国際フェアトレードラベル機構が設立されました。 2002年には、それまで各国ばらばらだったラベルデザインを共通にするため、現在の国際フェアトレード認証ラベルに統一され、各国で順次新ラベルへ切り替えられてきました。
現在では、欧州ほぼ全域、北米、日本、オーストラリア、ニュージーランドなど世界30カ国以上に展開されているラベル推進組織が、国際フェアトレードラベル機構の構成メンバーとして認証ラベルの普及に努めています。2007年5月には、中南米・アフリカ・アジアの各生産者ネットワーク組織も国際フェアトレードラベル機構の構成メンバーに加わりました。

国際フェアトレードラベル機構とFLOCERTの役割

国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)は、世界30カ国以上に展開されているラベル推進組織に加え、中南米、アフリカ、アジアの生産者ネットワーク組織3団体からなるマルチステークホルダー組織であり、以下の役割をはたしています。

  • 国際フェアトレード基準の設定
  • フェアトレード市場の開拓・促進
  • 生産者への支援
  • 現行の国際貿易の不均衡な仕組みを問い、より公平な貿易を促進するためのアドボカシー活動

元来国際フェアトレードラベル機構は、国際フェアトレード基準の設定と生産者・トレーダー(加工、輸出入業者、製造業者など)の現場検査・登録を主な役割としていました。しかし認証業務は独立した組織によって透明かつ専門的に行われるべきとの考えから、2004年にフェアトレード認証専門会社「FLOCERT」が設立されました。FLOCERTは、他のいかなるフェアトレード関係機関からも独立して運営され、その役割はフェアトレード製品の原料生産から加工、輸出入・製造に携わるすべての組織を監査し国際フェアトレード認証を付与することです。

FLOCERTは、製品認証機関として品質マネジメントを徹底させ、認証プロセスの透明性、客観性、公平性を高めることを目的とし、2007年10月、ISO17065(製品認証機関に対する一般的要求事項)の認定を取得しました。 FLOCERTから認証を受けた組織が国際フェアトレード基準を遵守した生産および売買を行ってはじめて、最終製品に国際フェアトレード認証ラベルを貼付することが許可されます(*)。

(*)日本の場合、一部の組織を除き、監査および認証はフェアトレード・ラベル・ジャパンが行っています。

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