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2018年05月26日 フェアトレード・ラベル・ジャパン サポーター感謝祭を開催しました!
去る2018年5月26日、フェアトレード・ラベル・ジャパン(以下FLJ)の活動にご賛同いただき応援いただいているサポーターの皆さまやフェアトレードに関心をお持ちの方々に向けた感謝祭イベントをコニカミノルタジャパン株式会社様のセミナールームにて実施いたしました。
前半では、フェアトレードやFLJについて簡単におさらいさせていただき、来場者の皆さまで「SDGsゲーム」を楽しみました。
後半では、国内外のフェアトレード最新トレンドやフェアトレード認証の仕組みなどについて情報提供させていただいた後、皆さまから頂いたご寄付の活用使途についてご報告させていただきました。
毎年5月は「世界フェアトレード月間」。この会を通じてフェアトレードの最新トレンドを知り、貧困撲滅や持続可能な社会のために自分たちができることについて考えていただける機会となりました。
お越しいただきました皆さま、どうもありがとうございました!
以下、イベント詳細
まずは、堀木理事長によるご挨拶とアイスブレイクから。会場には学生から会社員、教員の方まで様々な方にご来場・交流いただきました。
そして事務局の浜崎より、フェアトレードやFLJについてのご説明を。改めてのお話ではありますが、おさらいとして来場者の皆さまも真剣にお話を聞いてくださっていました。
次は、チームを組んでの参加型ゲーム。
今回実施したSDGsゲームは、「お金」と「時間」を活用して世界に対してプロジェクトを実施することで自チームの目標を達成しつつ、プロジェクト実施によって変化する「経済」「環境」「社会」の3つがバランス良く成長していくように他のチームと協力するというものです。
ゲームが始まると、プロジェクトを実施することで目標を達成しようとするチーム、他のチームとの交換によって目標を達成しようとするチームなど、様々な動きが見られました。
自チームの目標を達成したら、今度は世界の状況がより良くなるようにプロジェクトを実施したり、他のチームに「お金」や「時間」を提供するチームも見られました。
結果として、各チームの目標だけでなく世界の状況も大きく好転させることができました。ゲーム終了後は、現実世界との違いやSDGsとフェアトレードとの関係性などについて参加者で振り返りを行いました。
参加者から頂いたコメントをいくつかご紹介します。
“ SDGsの3つの柱がわかりやすく楽しく学ぶことが出来ました。”
“自分の判断や感情をSDGsとつなげて感じることが出来た。”
“SDGsは名前だけ知っていたが、実際に体感できて現実味が湧いた。”
“現状を知る・方向性を共有することで、行動が変わると実感できた。”
“人間の本質が観えた。満たされないうちは自らの利益優先、満たされたら周囲に貢献する。”
“自分たちの手元を見ているだけでは何も進まず、皆さんの協力がないと達成できなかった。”
ゲームのあとは、フェアトレードのアイスコーヒーとフェアトレード認証原材料でつくったクッキーを味わっていただきながら、参加者の皆さんとの交流の時間を持つこともできました。
次は事務局の松井からフェアトレードの最新トレンドについて、等々力より国際フェアトレード認証の仕組みについてお話させていただきました。
最新トレンドにおいては、国内で参加いただいている企業・団体や、各企業の取組内容・広がる製品ラインアップについて情報提供させていただきました。
また、行政や教育の現場においてもフェアトレードの浸透が進んできていることもお伝えさせていただきました。
認証の仕組みでは、国際フェアトレード認証がどのような製品カテゴリーにおいて、どのようなプロセスで基準を策定し、信頼性を担保しているかについてお話させていただきました。
そして最後に事務局長の中島より、サポーターの皆さまからのご支援によって、FLJが認定NPO法人として認められたというニュースや、頂いた寄付の活用使途についてお話させていただきました。
改めてサポーターの皆さまや関心を持ってくださっている皆さまと共に日本においてフェアトレードの浸透を進めていきたいという決意をお伝えし、会を締めさせていただきました。