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2018年08月02日 開催報告:第11回 ステークホルダー会合
7月18日、フェアトレード・ラベル・ジャパン主催により、「第11回 ステークホルダー会合」を開催しました。
当日は、総勢56社、106名の皆さまにご参加いただきました。今年は、会場や会合運営等において、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社様よりご協力をいただき、開催することができました。
フェアトレード・ラベル・ジャパンからは、フェアトレード認証製品市場などの最新動向を発表。フェアトレード認証製品の貿易量によって、生産者組織に直接保証される「フェアトレード・プレミアム」は、全世界合計で約190億円に上り(2016年)、世界各地の社会インフラ整備のみならず、生産性や品質の向上、気候変動への対策などに活用され、開発途上国の小規模生産者・労働者のエンパワメントに繋がっています。
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社執行役員 レギュラトリストラテジー リーダーの羽生田 慶介氏による「SDGsビジネスの可能性とルール形成」と題した講演では、国連の持続可能な開発目標(SDGs)がビジネスにもたらす経済的インパクトや、フェアトレードなど社会課題解決のための施策普及に向けたルール形成についてご講演いただきました。
豊田通商株式会社アパレル事業部の高橋 渚氏からは、同社および豊田通商グループのフェアトレード認証への取組みと今後の展望についてご発表いただきました。
また、参加企業間でのディスカッションタイムと名刺交換会では、皆さま方の積極的なご参加により、活発な情報交換が行われました。「他社の取組みを聞けて参考になった」「異業種の方々と意見交換できてよかった」といった声を多くいただきました。
「フェアトレードに取組む企業間で協力してフェアトレード普及拡大に取組んでいきたい」といったお声も複数いただいており、フェアトレード・ラベル・ジャパンとして、今後も引き続き、フェアトレードの認知拡大と推進という目的を共有する皆さまとともに取組んで参りたく思います。
ご参加・ご協力いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。
<第11回 ステークホルダー会合 開催概要>
○主催:特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン
○協力:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
○日時: 2018年7月18日(水) 13:30開場 14:00~17:30
○会場:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 4階セミナールーム 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル4階
●プログラム:
○フェアトレード・ラベル・ジャパンより2017年度活動レビューとフェアトレード最新動向
○ゲストスピーカーご講演:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 羽生田 慶介 氏 「SDGsビジネスの可能性とルール形成」
○企業事例発表:豊田通商株式会社アパレル事業部 高橋 渚 氏
○参加者同士の情報交換ディスカッション・共有タイム
○名刺交換会